この記事では、VPS（仮想プライベートサーバー）い似ているようで異なるサーバーサービスである「ハウジング」について解説します。ハウジングとVPSの違いを明確にして、自社にマッチしたサービスを選びましょう。

ハウジングとは？

ハウジングとは、サーバーを管理するデータセンターを持つ事業者が、サーバーの設置スペースを貸し出すサービスのことです。

サーバーの設置スペースに加えて電源、通信回線なども提供されますが、サーバーそのものの運用は顧客側で行います。

ハウジングを利用すると社内の設置スペースに困らなかったり、災害対策ができたり、高速回線を利用できたりといったメリットがあります。

VPSとの違い

VPSとは「仮想プライベートサーバー」の略であり、ハウジングと違ってサーバーそのものがサービスに含まれています。

VPS事業者は仮想化技術をによって分割したリソースを複数のサーバーに見立てて提供し、顧客はこれを利用してシステム運用などを行うことができます。

ハウジングと違って物理サーバーを独自に用意する必要はないので、サーバー購入分のコストを削減可能です。

また、VPSではサーバーの物理的な運用をすべて事業者に任せることができるため、サーバー運用の効率化にもなります。

まとめ

以上のように、ハウジングとVPSは似て非なるサーバーサービスです。サーバー運用の効率化やコスト削減を実現するためには、それぞれの特徴を整理した上で、自社にとって最適なサービスを選ぶことが大切です。