スケールダウンとは?スケールアップやスケールアウトとの違いも解説
この記事では、「サーバーのスケールダウン」について解説しています。VPS(仮想プライベートサーバー)を利用する上でよく出てくる用語なので、ここでその意味を明確にしておきましょう。
VPSでは物理サーバーのリソースを仮想的に分断し、複数のサーバーあるように見せかけた上で提供されるサービスです。専用サーバーと同じように管理権限が付与され、なおかつリソースを自由に組むことができます。
そんなVPSにおいて、「現在運用しているシステムに対してサーバーリソースが過剰だ」と判断された時に実施するのがスケールダウンです。要するにサーバーのスペックを下げることで、リソースとコストの適正化を図ります。
一方、スケールアップとは利用中のVPSでサーバーリソースが不足した際に、サーバーのスペックを上げることを意味します。VPSではサーバーのCPUやメモリ、ディスク容量などを自由に上げることができ、これが大きなメリットの1つです。
スケールアウトというのは、同じようなスペックのサーバーを複数台並べて大量のリクエストを処理する方法です。
VPSでサーバーリソースが不足した場合はスケールアップで対応可能なので、ユーザーはスケールアウトを意識する必要はありません。また、それとは反対にリクエストを処理するサーバーを減らす行為をスケールインと呼びます。
いかがでしょうか?オンラインでサーバーを利用し、システム運用を目指しているのならばスケールダウン・アップが可能なVPSがおすすめです。スケールダウンもスケールアップもする予定はないという場合は、レンタルサーバーを検討してみましょう。
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