クラウドってなに?
数年前からよく耳にするようになった「クラウド」という言葉。これは何を意味するのか?本記事ではビジネスの基本にもなっているクラウドについて、わかりやすく解説していきます。
ごく簡単に表現すれば、クラウドとは「インターネットサービスの総称」です。たとえば皆さんが今利用しているGoogle ChromeやSarfariなどのブラウザも、クラウドの一種と言えます。
具体的な仕組みとしては、クラウド提供事業者はたくさんのサーバーを運用し、インターネットを経由してサーバーのリソースや、サーバー上で稼働しているシステムをユーザーに提供しています。したがって、インターネット上で利用されるサービスの全てクラウドなのです。
<クラウドの一例>
・Gmail
・Dropbox
・Twitter
・Instagram
・YouTube
・Microsoft 365
・Google Workspace
・SAP
・freee
・Slack
・AWS
・Azure
クラウドにはインターネットの特性を利用して「データをユーザーの手元に置かず、クラウド事業者のサーバー上に保管する」という大きなメリットがあります。
通常、データとは利用中のパソコンやスマートフォン、あるいは社内に設置したサーバー上に保管されるものです。しかしそれでは、データをいつでもどこでも取り出すことができず、利用シーンが限定されてしまいます。
クラウドならデータは全てクラウド事後油社のサーバー上に保管されるので、異なるパソコンやスマートフォンを使っても同じデータにアクセスでき、利用する場所や時間を選ばないのです。
こうした理由から、企業からも個人からもクラウドは高い人気を集めています。ちなみにクラウドはサービスの種類により、SaaS・PaaS・IaaSと3つのタイプに分けられています。
・SaaS(サービスとしてのソフトウェア):ソフトウェアをインターネット経由で提供
・PaaS(サービスとしてのプラットフォーム):開発プラットフォームなどをインターネット経由で提供
・IaaS(サービスとしてのインフラストラクチャ):サーバーリソースそのものをインターネット経由で提供
クラウドはこれからますます、ビジネスにもプライベートにも欠かせない存在になっていきます。ゆくゆくは企業ITの全てがクラウドで運用される時代が来るかもしれません。手始めに、ある程度カスタマイズ自由で低価格なVPSを導入してみてはいかがでしょうか?
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