スケールアップとは?
この記事ではサーバーのスケールアップについて解説します。サーバーの処理能力が不足してきた、将来的にサーバーを拡張する予定があるという方に欠かせない技術です。
スケールアップとは、サーバーの処理能力をアップさせる方法の1つです。サーバーにはCPUやメモリ、ストレージなどのリソース(資源)があり、これを消費してアプリケーションを動かしています。
サーバーのリソースが不足していると、アプリケーションの動作が重くなったり、WEBサイトでリクエストに応じられないなどの問題が発生します。その対処法として、今あるサーバーのリソースを拡張し、処理能力をアップするのがスケールアップです。
スケールアップはサーバー代数を増やすわけではないので、システム構成を変更せずに処理能力を上げられるメリットがあります。また、サーバーの管理範囲が限られるので運用の手間を増やすことはありません。
スケールアップは一部のレンタルサーバーでも可能です。たとえばレンタルサーバーでWEBサイトを運用している場合、アクセス数の増加に合わせてスケールアップを実施できます。一般的には現在利用しているプランの上位プランに契約変更をすることで、スケールアップが可能です。
レンタルサーバーの中にはサーバーの処理性能全体をアップさせるのではなく、ストレージのみ増設するなどのオプションサービスも提供されています。
アプリケーションやWEBサイトなどを運用していると、どこかのタイミングでサーバーリソースが足りなくなることがあります。その時の方法として「スケールアップという選択肢がある」ことを覚えておきましょう。
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